カメの魅力

 

 カメの魅力、カメには一言ではなかなか言い表せることができないものをもっていると思います。かれらは太古以来の、現存する最古の陸生爬虫類とされており、海に住むウミガメは、古来から泳ぐ姿が神様の影といわれた神聖ないきものです。その証拠にカメは恐竜が生きてきた時代からほとんど姿をかえずに生きてきた動物です。人間(哺乳類)は、サルから徐々に進化しているのを考えると、カメは太古の昔からすでに完成された形で現存しているのです。すばらしいの一言です。

 姿を変えずに、生きてこれたのもカメ独特の硬い甲羅にあるのではないでしょうか。身の危険を感じると四肢、頭をひっこめて防御体制にはいります。よく攻撃は最大の防御であると言われますが、カメの場合、あの硬い甲羅があるため不要の言葉です。

 重い甲羅を背負っているため、動きが遅いと思われがちですが予想を上回る速さで水陸を移動できます。甲羅干しをしていても獲物を見つけると、スパーっと水中に潜ります。

 私がホームページのタイトルにもしている「癒しのカメ亀ランド」、カメを見ていると癒されるのは私だけでしょうか?我が家には妻が世話している猫もいますが、妻はもちろん猫派、カメのどこがいいかわからないと言っています。私から言わせるとまだまだ甘いなと(笑)。爬虫類のなかでもカメは特に人気があります。水中を悠々と泳ぐ姿、甲羅干しをしている姿、エサくれダンス(笑)どれをとっても愛嬌があります。せわしい現代の世の中、カメのようにのんびりゆっくり生きている姿をじっくり観察してみてはいかがでしょうか。