ミドリガメとは
和名 ミシシッピーアカミミガメ
学名 Trachemys scripta elegans
分類 ヌマガメ科 ヌマガメ亜科 スライダー属
分布 アメリカ中東部 アメリカ北部のミシシッピー川流域から オハイオ川下流域、テキサス州中 央部やメキシコ北東部にかけてのほぼ全域
甲長 オス(12~20cm) メス(15~30cm)
寿命 20~30年
水棲ガメ、雑食性
河川、湖沼、池などに生息 幼体のときは肉食傾向が強く、 成長するにつれて草食傾向が強く なっていきます。
もともとはアメリカ原産であるが世界 中に帰化している最も有名なカメ。
参考文献 カメの飼い方がよくわかる本 霍野晋吉 監修 成美堂出版
カメに100%喜んでもらう飼い方 遊ばせ方 霍野晋吉 監修 青春出版社
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皆さん一度は目にしたり、聞かれたことがあるんではないでしょうか? 和名はミシシッピーアカミミガメですが、アカミミガメ、ミドリガメの名前で親しまれています。以下ホームページの中ではミドリガメの名前で記述しています。 カメの中では最も親しみやすくポピュラーな部類に入ると思います。 私的には丈夫で飼い易く、人懐っこいです。成長も早くかなり大きくなります。 川、池、沼などに生息しており、泳ぎが得意。雑食性で、水草や昆虫、小魚を食べます。 身体的特徴として、耳の後部分に赤い帯があることからアカミミガメと呼ばれています。 子ガメの時は、甲羅は綺麗な緑色をしていますが成長するにしたがって、うすい緑色や黒っぽい色に変化するのも特徴。腹甲は黄色で、黒い楕円状の対の模様があります。 子ガメの時の絵の具で塗ったような綺麗な甲羅の色はいつみてもあきません。 ただ、丈夫で世界中に帰化(渡来した動植物が、その土地になじんで、自生・繁殖するのうになること。)しており、日本でも在来種であるクサガメ、イシガメの生態系を脅かしているのが問題になっています。 環境省では、「生態系被害防止外来種リスト」において緊急対策外来種に位置づけられ、自然的、社会的状況から対策が困難であった「アカミミガメ(通称:ミドリガメ)」の対策を推進するため、平成27年7月に「アカミミガメ対策推進プロジェクト」を公表しました。それに伴って段階的に法規制をしており、2020年をめどに輸入を制限しているのが現状です。実際、ショップ等でもミドリガメの販売はほとんど見なくなりました。将来的にはショップや露店から姿を消すことになるでしょう。 詳しくは、外来生物法でも述べています。
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